テリー伊藤によるBMW『435i ラグジュアリー(F32)』中古車レビュー

様々な中古車のポイントをテリー伊藤氏が独自の視点で紹介していくコーナーです。毎回、テリー伊藤氏がどのように車を見て行けばよいのかポイントを教えてくれるので、楽しみながらご覧ください。

ダイナミックなラインで構成されたフォルムが美しい

ＢＭＷ４シリーズは、元々の３シリーズのクーペ＆カブリオレであり、新型への移行を機に４シリーズを名乗るようになったものだ。 デビューは２０１３年。 エンジンは２Ｌの４気筒ターボと３Ｌ直６ターボで、８ＡＴが組み合わされ、ボディバリエーションに４ドアクーペが加わっている。

今回、テリーさんと対面を果たしたのは、ダイナミックなラインで構成されたフォルムが美しい２ドアモデルの上級グレード、４３５ｉクーペ ラグジュアリー。 エンジンスペックは３００馬力超 ！ トルクも４０ｋｇ超!! という強力なもの。 新車価格はオプション無の状態で約７８０万円だ。 ２０１４年１２月登録で、走行はわずか２千ｋｍ ！

しかも、希少な左ハンドル!! ５２９万円（税込：取材当時）という、なんとも魅力的プライスだ。 テリーさんに「こんなに魅力的なフォルムで、しかも世界的に見ても貴重な直６エンジンを搭載でしょ。 それでいてこんなに新しいＢＭＷのクーペにこの値段で乗れるなんて、日本は幸せだ ！」を言わしめたほど。
確かに絶対価格は高いのだが、日本車でもこれより価格が高い新車が多いことを考えると、頑張れば何とか手が届く可能性もなくはない!?

過去に５シリーズのツーリングを所有していたこともあるというテリーさんに、この４３５ｉはどう映ったのだろうか、早速診て頂きましょう。

走行がたったの２，０００kmで 装備充実のラグジュアリーでしょ。
ホントに５２９万円（取材当時）で いいのかぁ？ お買得過ぎやしないか！？

BMW２ドアクーペの実用的な 後部座席はひとつの伝統だ。
元々２ドアセダンだったからね。これなら ギリギリ家族の理解が得られるだろう。
欲しくなったら！！熱き想いを語れ。

その気にさせる今や貴重な 『直列６発サウンド』
聴くだけでも幸せな気分になれるってもんだ！！

■左ハンドルはオーダーでしか入らないから希少だよね。
■この車はダコタレザーで良いのだけど、個人的にはサイサポートのシートが好きじゃないな。 まぁ、このへんは好みによるけど。
■新車価格からみると安いし…これだけ程度が良くてお得感もあればこういう新古車って全然アリだねっ！
■高級車のクーペって日本にはあまりないし、特別でしょ？ まったく贅沢ですよ！

販売店紹介

テリー伊藤の中古車観察「俺に乗らせろっ！」とは？

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