フォード『マスタング』

テリー伊藤によるフォード『マスタング』中古車レビュー

様々な中古車のポイントをテリー伊藤氏が独自の視点で紹介していくコーナーです。毎回、テリー伊藤氏がどのように車を見て行けばよいのかポイントを教えてくれるので、楽しみながらご覧ください。

フォード『マスタング』

【今回の車両】
フォード マスタング
年式:昭和41年
走行距離:7,425マイル
排気:4,730cc
燃料:ガソリン
ミッション:AT
ハンドル:左
ドア数:2

フォード マスタング

「マスタング=アメ車の象徴」。マスタングは、日本でも知名度が高いアメリカ車のひとつ。 1964年デビューの初代モデルは、アメリカ本国で空前の大ヒットをしたことはあまりにも有名だ。 当時の日本における自動車市場と言えば、S50型スカイラインやべれっとが登場しており、「日本車も、ようやく自社開発ができて一人前になりつつある」という頃。 国民の自動車への興味や関心が年々高まってきており、自動車雑誌などを通じて、マスタングの存在と大ヒットは知られていたはず。 テリーさんいわく、「マスタングは知っていたけど、まるで、今で言うスーパーカーのような、そんな遠い雲の上の車だったよ」とのこと。

フォード『マスタング』

そして、このマスタングに、デザインやコンセプトの面で影響を受けたと言われているのが、初代トヨタ・セリカだ。 セリカも当時では画期的だったフルチョイスシステムを採用し、大ヒットした。

フォード『マスタング』

今回、テリーさんとご対面を果たしたのは、1966年式のコンバーチブル。 内外装のレストアが行き届き、ETCもセットアップ。 エアコンは無し(要らないかな)。基本的なメカニズムはオリジナルだが、半世紀も経過しているとは到底思えない、日常の足として十分に使えそうなコンディション。 この車をお借りしたガレージ八十川の八十川壽郎社長も、「これは、売りたくないんです・・・」と言うくらいだ。

フォード『マスタング』

あまりアメ車のイメージがないテリーさんだが、実はハマーH1やコルベットも所有していたことがある。 「ハマーはデカすぎて参った」と言うテリーさんには、このマスタングのコンパクトなボディが魅力的に映ったようで、「社長、これでどこかに行きましょう!」とノリノリの中、しっかり「中古車としてのマスタング」を診て頂きました。

フォード『マスタング』

天井が開く…、
つまり”無限の積載性”!?

もちろん、無茶はいかんぞ。

フォード『マスタング』

車をチェックする時は、
実用面の機能や機構に注目すると良い。
そういうところに”お国柄”が現れる。
このトランクなんかもそうだよね。

「外国の人の考えや行動は、
きっとこうなんだ」と

そんなことを考えてみると楽しいもんだ。

フォード『マスタング』

絶妙なロワードフォルム。

キズ、凹み、錆がないだけが
“高品質”ではない。

“美しさ”も、品質を語る上で欠かせないぞ!!

フォード『マスタング』

大排気量車 = 自動車税が高い?
本当に高いのか?
今のお金の使い方、間違っていないか?
ムダな飲み会を減らせばいいんだ。
休日に、心トキメク★お出かけをするなら、
このマスタング、最高の相棒じゃないか!!

販売店紹介

店舗の情報
有限会社ガレージ八十川
住所:〒203-0054 東京都東久留米市中央帳4-11-10
電話番号:042-452-8848
営業時間:10:00~19:00
定休日:日曜・祝祭日

店舗の印象
八十川社長は車が大好き!!「ウラオモテナシ」の明朗会計、
正直な車販売のスタンスで、リピーターが多いお店。
「もったいないから売りたくない、自分の愛車にしたい!!
と思う車を仕入れているとそれが売れるんですよね」
(スタッフの高木さん談)

テリー伊藤の中古車観察「俺に乗らせろっ!」とは?

様々な中古車のポイントをテリー伊藤氏が独自の視点で紹介していくコーナーです。
毎回、テリー伊藤氏がどのように車を見て行けばよいのかポイントを教えてくれるので、楽しみながらご覧ください。

テリー伊藤
東京築地出身
芸能界屈指のカーマニアであり、数多くの車を乗り継ぐ
2014年より、くるまマイスター検定公式応援団長を務める

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