新車と中古車の選び方について
車を購入する際、新車か中古車かで迷う方もいるのではないでしょうか。 新車を購入する場合と中古車を購入する場合とでは、得られるメリットが違います。こうしたメリットは、車を選ぶうえでのよい判断材料となるため、知っておくことが望ましいといえます。
それぞれのメリットについて
新車と中古車のメリットを知ることで、車を購入するときに役立てることができます。
・新車のメリット
新車には新車保証がついています。そのため、車の機能に何かしらの問題が起きても、メーカーが責任をもってくれるため費用がかかりません。さらに、自分の好きなようにカスタムできるほか、メーカーや車の種類、ボディの色なども自分の好みで選ぶことができるため満足度が高いといえます。
・中古車のメリット
中古車のメリットは、まず販売額が圧倒的に安いというところにあります。 たとえば中古であれば、新車を購入できる金額で、ワンランクグレードの高い車を購入することができます。 高い装備品がついていても、それらは本体価格込みなのでお得です。また、中古車は販売額だけではなく、自動車取得税も安く済みます。 自動車取得税は車両の価格に応じて一定の税率がかかるため、中古のほうが安いのです。
くわえて、新車が現行モデルのみを販売しているのに対し、中古車はビンテージなどの幅広い車種も選ぶことができます。 そのため、「たくさんの車種のなかから気に入った1台を選びたい」という方におすすめです。 中古なら、なるべく早く納車をお願いしたいという方の希望も叶います。 点検や整備、名義変更などの手続きさえ済めば納車が可能なので、販売店によっては2週間ほどで車を受け取ることができます。
このように、新車と中古車のメリットはそれぞれ違います。 自分好みにカスタムしたいなら新車がベストですが、「たくさんの車から気に入った1台を探したい」、「低予算で購入したい」、「できるだけ早く納車してほしい」などと考えるなら中古車がベストでしょう。
販売店のベストな選び方
新車を取り扱うディーラーとは違い、中古車販売店にはたくさんの車種があります。 これらのなかからよい車を選択するには、販売店の選び方が重要なポイントになります。
・諸費用について
車を購入する場合、登録手数料や法定費用(登録の印紙代・ナンバー代等)などがかかります。 しかし、必要となる費用以外の不明な諸費用が契約書に含まれている場合は、注意が必要です。 しっかりと販売店に確認するようにし、真摯な対応でない場合には店を変えることも検討しましょう。
・ローン金利手数料について
安く購入したつもりでも金利が高く、結果的に総支払額では他店のほうが安いということも珍しいことではありません。 そのため、中古の車を購入する際には、金利を含めた総支払額を提示してくれる販売店を選ぶようにしましょう。 くわえて、極端に金利が低い場合にも注意が必要です。必ず総支払額の確認を行いましょう。
・事故車や修復歴車について
事故車を購入したくないという方は、“事故車を販売しないと宣言している販売店”や、“事故車や修復歴車だと明示している販売店”を選ぶといいでしょう。 そのなかでも、契約書に返金保証を記載している販売店を選ぶと安心です。
中古車は、良心的な販売店で購入することが大切です。 そのため、上記にある販売店の選び方を覚えておくことをおすすめします。
お気に入りの1台を見つける
新車や中古車を購入する際は、それぞれのメリットを見比べることが大切です。 そうすることで、自分にとってベストな1台を見つけることができます。 仮に中古車を購入する場合には、販売店の選び方に注意が必要です。 車の購入を検討している方は、ぜひ上記を参考にしてみてください。