やっぱり安心！ディーラー中古車の魅力について
中古車を探している際、”ディーラー中古車”という単語を耳にしたことがある方もいるはずです。 ディーラー中古車には、ほかの中古車にはない独特のメリット・デメリットがあります。
品質の高さはもちろん保証の充実度も魅力
まず、”ディーラー”とは各自動車メーカー系の新車販売業者が、自社の中古車を販売するために運営している販売店を指します。 こうした店舗で販売されている中古車がいわゆる”ディーラー中古車”であり、さまざまなメリットを備えているのが魅力です。
まずあげられるメリットが、”品質の高さ”です。 ディーラー中古車は、各パーツの仕入れ時点で一定以上の質のものを選定することが求められます。 さらに、高年式かつ走行距離が非常に少ない”元試乗車“や”元展示車“が販売店に入ってくるケースも多いため、全体的な品質が一定以上に引き上げられているのです。 くわえて、車体を整備するシステムが非常に整っているため、販売店で展示される段階では一定の整備が済んだ状態になっています。 これらの要素が合わさり、ディーラー中古車の品質は非常に高いものとなっているのです。
品質の高さにくわえ、保証内容の充実度も魅力のひとつです。 たとえばブレーキパッドやタイヤといった消耗品を除く全パーツは、1年間走行無制限の保証付きという特徴があります。 駆動系パーツであるエンジンをはじめ、電装系パーツであるナビゲーションシステムやエアコンなどは、この保証の対象となります。 くわえて、別途費用を支払えば2～3年の延長保証を受けられる体制も整っています。各販売業者が保険会社と提携を開始したことで、より柔軟かつ長期の保証が受けられるようになりました。
把握しておきたいデメリット
ディーラー中古車は、「品質や保証の充実度を重視して車を選びたい」という方に適しています。 しかし、そこには相応のデメリットがあるという点も把握しておく必要があります。 たとえば“価格自体が高め”というデメリットがあげられます。 品質の高さや保証内容の充実度からいえば、相応の価格がつく傾向にあります。
また、”値引き交渉がしにくい”というデメリットもあります。 これは、価格がやや高めとはいえ新車に比べると安価に販売されている中古車は、値引きの幅が狭いといわれているためです。 くわえて、単純に価格よりも品質や保証を強みにしているという点、価格相場の変動が激しい試乗車や展示車を多く扱っているという点も、値引き交渉が難しいというデメリットを形作っている要因です。
メリット・デメリットの両方を把握する
いかがでしたか。 ディーラー中古車をスムーズに購入するためには、メリットとデメリットの両方をしっかりと把握することが大切です。 そのうえで、自身の納得のいく契約が結べるような方法を考えていきましょう。