大切な車を守るために！車上荒らし・盗難への対策
車を所有している方が気をつけておかなくてはならない問題として、盗難や車上荒らしがあります。高級車だけでなく、中古車や低年式の車もこれらのトラブルに巻き込まれる可能性は十分にあるので注意が必要です。ここでは、盗難にあいやすいシチュエーションや有効な防犯対策についてご紹介します。
被害に遭いやすいシチュエーションとは
車の盗難や車上荒らしに遭いやすいシチュエーションは、時間が深夜から朝方にかけて、場所が人目の届きにくい屋外の契約駐車場です。犯罪行為を働く人にとって、人の目や大きな音は最大の弱点といっても過言ではありません。言い換えれば、人通りの少ない場所にある駐車場などに駐車中の車は格好の餌食で、繰り返し被害に遭いやすいといえます。そのため、カギのピッキングやロック解除など静かに行える犯行はもちろん、窓ガラスを割ったりクレーン車を使ってお目当ての車を持ち帰ったりと、大胆な犯行におよぶ犯罪者も少なくありません。
比較的新しいモデル車や、カーナビなどのオプションが充実している車、車内に金目のものを放置している車などは特に狙われやすいため、何かしらの防犯対策が必須です。
大切な車を守るための防犯対策
今日から始められる防犯対策としては、盗難警報機などのグッズを利用するという方法があります。
車を守るためには、まず犯罪者に狙われにくい車にすることが大切です。そこで利用できるグッズが「盗難防止装置つき」と書かれたステッカーや、点滅を繰り返すライトなどです。これらを車に取りつけておくことで、「警報機がついているかもしれない」と犯罪者の心をかき乱すことができます。
より防犯効果の高いグッズのひとつに、簡単に取りつけ可能な盗難警報機があります。これを設置しておけば犯罪者が車に近寄った途端にセンサーが感知し、周囲に警報音を鳴らしてくれます。自宅や職場から近い駐車場であればすぐに駆けつけることができますし、大きな音に驚いた犯罪者が一目散に逃げ出すことも少なくないのです。
また、ID認証システムを利用して電子装置を利用するのもおすすめです。これは、車両に登録されているIDコードとエンジンキーに組み込まれているIDコードが一致して初めてエンジンを始動できるようにするシステムのこと。犯罪者のなかにはエンジンキーのコピーを作って犯行におよぶ者もいますが、このグッズを使うことで犯罪を未然に防ぐことができます。
こういったグッズの利用とあわせて、金品を見えない位置に置いたり、カーオプションの上からカバーをかけておいたりなどの工夫を施すことも大切です。
大切な愛車は自身で守ろう
車の盗難や車上荒らしを防ぐためには、防犯グッズの利用が非常に有効です。グッズによっては1万円以内で購入できるものもたくさんあるので、被害に悩んでいる方や不安に感じる方は一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。